
こんな方におすすめ
- 子育て中のフルリモートって、実際どんな生活なのか知りたい
- フルリモート勤務のメリット・デメリットを知りたい
- 男性で子育てしながら働くリアルな声を聞いてみたい

私は以前、臨床検査技師として病院で働いていました。
そのときは毎日朝6時に起きて、7時には家を出て、満員電車に揺られて出勤する日々。。。
子どもができた後もその生活を続けるのかと思うと、不安しかありませんでした。
しかし、エンジニアに転職し、フルリモートで働けるようになったことで、私の生活はガラリと変わりました。
今は4歳の息子と1歳の娘の子育て真っ最中で、正直なことをいうと、子育てとフルリモートは相性が良いと感じています!
そんな「毎日通勤」と「フルリモート」の両方を経験した立場から、
- フルリモートで育児って本当に楽なの?
- どんな1日を過ごしているの?
そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は私のリアルな1日と、フルリモートのメリット・デメリットをお伝えします。
本記事の信頼性
✔エンジニアとしてフルリモート勤務
✔ 臨床検査技師時代では満員電車で毎日出勤
✔ 2人の子供の絶賛子育て中
子育て中のフルリモート勤務の1日
5:00 | 起床 |
5:10 ~ 子供が起きるまで | 自己研鑽 |
6:00 ~ | 妻・子供たち起床 |
6:30 ~ | 朝食 |
7:00 ~ | 子供の幼稚園準備 |
7:30 ~ | 子供たちと遊んだり・ゴミ出したり |
8:30 ~ | 玄関で幼稚園行ってらっしゃいをして、出勤 |
12:00 ~ | 妻とご飯 |
18:00 ~ | 退勤 |
18:10 ~ | 子供たちとご飯 |
19:00 ~ | 子供たちとお風呂 |
20:00 ~ | 子供たちと遊んだり、寝る準備 |
21:00 ~ | 子供たち完全就寝 |
22:00 ~ | 就寝 |
これが大体いつもの1日の動きです。
毎日出勤をしていた時と比べると、通勤時間がないので圧倒的に子供たちとの時間が取れます。
特によいのが
- 毎日朝ごはん一緒に食べれる
- 朝の忙しい時間に子育てに参加できる
- 残業なければ、毎日子供たちとお風呂に入れる
- 残業なければ、毎日一緒に子供たちと寝れる
このあたりです!
フルリモートと出勤の比較
「フルリモート」と「毎日出勤」の生活で比較してみます。
フルリモート勤務 | 出勤勤務 | ||
5:00 | 起床 | 5:00 | 起床 |
5:10 ~ 子供が起きるまで | 自己研鑽 | 5:10 ~ 子供が起きるまで | 自己研鑽 |
6:00 ~ | 妻・子供たち起床 | 6:00 ~ | 妻・子供たち起床 |
6:30 ~ | 朝食 | 6:30 ~ | 朝食 |
7:00 ~ | 子供の幼稚園準備 | 7:00 ~ | 通勤 |
7:30 ~ | 子供たちと遊んだり・ゴミ出したり | 8:30 ~ | 会社に到着 |
8:30 ~ | 玄関で幼稚園行ってらっしゃいをして、出勤 | 9:00 ~ | 出勤 |
12:00 ~ | 妻とご飯 | 12:00 ~ | お昼 |
18:00 ~ | 退勤 | 18:00 ~ | 退勤 |
18:10 ~ | 子供たちとご飯 | 18:10 ~ | 帰宅 |
19:00 ~ | 子供たちとお風呂 | 20:00 ~ | 家に到着 |
20:00 ~ | 子供たちと遊んだり、寝る準備 | 20:30 ~ | お風呂 |
21:00 ~ | 子どもたち完全就寝 | 21:00 ~ | ご飯 |
22:00 ~ | 就寝 | 22:00 ~ | 就寝 |
出勤勤務では、朝のドタバタ時間に家族の手助けもできず、
夜には子どもが眠ってから帰宅する日も少なくありません。
育児に参加できないだけでなく、妻の負担も非常に大きくなり、
「家族の時間」がどんどん失われていくと感じてます。
一方で、フルリモート勤務では、
「朝の子どもたちとちょっと遊んだり」「子どもたちとご飯を食べたり」「寝る前の絵本の時間」など、
小さな「幸せの時間」を毎日少しずつ積み重ねていけます。
子どもが小さい今、この時間はかけがえのない宝物だと思っています!
フルリモートでは大体1日3時間くらい子どもとの時間が取れるので、月20日勤務と考えると1年で720時間も違いが出てしまいます。
フルリモート勤務のメリット
ここからはフルリモート勤務のメリットお話していきたいと思います!
子どもと過ごす時間が圧倒的に増える
フルリモートと勤務の比較でもありましたが、フルリモートでは勤務と比べると1年で720時間も子供との時間を増やすことができます。
出勤していると、朝子供たちが寝ている時間に出て、夜子供たちが寝ているときに帰ってきて、平日は全く子供と会えないということはあるあるですよね。
それがフルリモートでは、毎日子供と「遊んだり」「お風呂に入ったり」「幼稚園の話を聞いたり」と子供と向き合うことができます。
最近では、娘とお昼ごはんを食べることが多いのですが、スプーンを使って1人で食べれるようになってきました!
そんな些細な幸せも、近くで感じることができます!
このように、子供の成長を常に感じることができますし、子供たちとの関係も良好になります。
育児の時間を一緒に過ごせる
現在は、4歳の息子と1歳の娘の子育て真っ最中ですが、正直、子どもが1人より2人のほうが圧倒的に大変です(当たり前ですが…笑)
特に娘が1歳未満の頃は、毎日が本当にバタバタでした。
たとえばお風呂の時間。
まず妻が5ヶ月の娘を先にお風呂に入れ、その後3歳の息子をお風呂にいれる。
ただ、当然のように息子はすんなり入ってくれないことが多く、毎回「説得」から始まります。。。(今度はお風呂から上がるときもすんなり上がってくれない。。。不思議です笑)
それだけで、毎日が小さな戦いの連続でした。
これを妻1人だけで毎日行うのは本当に大変だと思います。。。
でも、フルリモート勤務なら、18時に業務が終わった瞬間にお風呂に直行できるので、役割分担がしやすく、妻の負担もかなり軽減されました。
娘のお風呂は妻が先に担当、息子は私が担当。
この「二段構え」ができるだけで、お風呂の時間がかなりスムーズになりました!
同じように、朝の時間もなかなかのハードモード。。。
「朝食の準備」「息子の着替え」「歯磨き」「幼稚園の準備」「保湿」などなど…。
やることは山ほどあります。
しかし、フルリモートであれば、「朝も夫婦2人で協力できる」ので、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。
このように、フルリモート勤務なら怒涛の時間である
「朝の準備」「夜ごはん〜寝かしつけ」の時間を、夫婦で一緒に乗り越えることができます!
柔軟に仕事の時間を調整できる
子育てをしていると、突発的に時間を確保しなければならないことが本当に多いですよね。
- 急に子どもを病院へ連れて行かなければならない
- 幼稚園の行事に参加したい
- 子どもの送り迎えが必要になった
- 少しの間だけ家で子どもを見ていてほしい
こういった「ちょっとした用事」が日常的に発生します。
私は現在、「裁量労働制」という働き方をしています。
これは簡単に言えば、「自分の裁量で働く時間を決められる勤務形態」です。
たとえば、子どもを急遽病院に連れていく必要が出たときは、
「すみません、子どもを病院に連れて行くため、午前中2時間ほど中抜けします」と職場に伝えるだけでOKです!(これは職場によりますが、、、)
その間は仕事を中断し、落ち着いたらまた作業に戻ることができます。
また、幼稚園の行事があるときも、わざわざ半日有給を取らなくても
「行事のため、〇時〜〇時まで抜けます」と連絡するだけで、子どものイベントに参加できます。
このように、フルリモート勤務 × 裁量労働制であれば、
働く時間を柔軟に調整できるため、育児や家庭の事情とも両立しやすいと感じてます!
満員電車のストレスがない
フルリモート勤務になって、私の中で最もストレスから解放されたのが、「満員電車での通勤」でした。
毎朝の満員電車って、本当にストレスですよね…。
ぎゅうぎゅう詰めの車内で、押しつぶされながら会社に向かう。(宙に浮くくらいのぎゅうぎゅうは本当にしんどい、、、)
職場に着いたときには、もう1日の大仕事を終えたような疲労感で、「これから仕事か…」と思うと、どっと疲れが押し寄せてきます。
しかし、フルリモート勤務になれば、満員電車のストレスからは完全に解放されます。
通勤の必要がないだけで、心のゆとりがまったく違います!
気持ちに余裕ができると、
「子どもたち」や「妻」とのコミュニケーションにも優しさを持って接することができ、家族との関係も自然と良い方向へと向かっていると感じています。
フルリモート勤務のデメリット
フルリモートはメリットしかないと思われがちですが、デメリットも存在します。
大切な会議のときに子供の声が入る
フルリモートで勤務するときは自分の家で仕事をしているので、子供が隣の部屋とかにいる状態です。
大切な会議とかの最中に「泣き声」「遊び声」などが入ってしまい、会議中にすみません…という場面がたまにあります。
なので、本当に大切な会議では妻にこの時間だけテレビ見せて静かに過ごしてとお願いしています。
ただ、会議中に子供声が入ってしまうのはあるあるで、リモートで会議している以上全員わかっていることなので、そこまで気にすることはないかなーとも思っています。
奥さんが辛い?
我が家ではそんなことないですが、中にはお昼に旦那さんがいる状況が辛いと思われる奥さんもいるようです。
理由を聞いたら「毎日、お昼ご飯を用意しないといけない」などやることが増えるからと言っていました。
我が家では、お昼は昨日の残りものを食べて、一緒にドラマを見ながら1時間のお昼をすごしています。
なので、一緒にお昼を楽しめる方法を探せばよいのかな!と思っています!
フルリモートで働ける環境になる方法
ここまで、フルリモート勤務のメリット・デメリットをお伝えしてきました。
この記事を読んで
「自分もフルリモートで働きたい!」
「家族との時間をもっと大切にしたい」
と思った方もいるかもしれません。
私が実体験を通じて言えることは、「ITエンジニアになること」が、フルリモート勤務を実現する最も現実的な手段の一つだということです。
もちろん他にも、「Webデザイナー」や「動画編集者」「ライター」など在宅でできる仕事はありますが、私はエンジニアの道しか知らないので、ここではエンジニアに特化してお話します。
ITエンジニアになれば、フルリモートも夢じゃない
ITスキルを身につけてエンジニアになれば、高確率でフルリモート勤務が可能だと思っています!
もちろん、エンジニアでも最初からいきなりフルリモートで働けるわけではありません。
むしろ、エンジニア初期の場合は出勤して経験を積むのが良いと思います。いきなりフルリモートで働くのは難易度が高く、エンジニアとして成長できない可能性があります。
でも、以下のようなステップを踏めば、将来フルリモートで働くことは十分可能です。
フルリモート勤務を目指すステップ
① プログラミングを学ぶ
→ProgateやUdemyなどの学習サイト、プログラミングスクールなどで基礎を習得。
② 経験を積める企業に就職 or 転職
→最初は常駐や出社型でもOK。実務経験が大事。
③ フルリモート可能な企業に転職
→経験を活かし、フルリモート環境の会社へステップアップ。
実際、私のまわりのエンジニアもこの順番でフルリモートを実現しています。
他業種からITエンジニアは無理でしょ? そんなことはありません!
「自分には無理」「文系だし、未経験だし…」
そう思って、最初から諦めている方も多いと思います。
でも、実際には他業種からエンジニアへ転職した人はたくさんいます。
例えば、私の周囲だけでも
- 理学療法士→ITエンジニア
- 数学教師→ITエンジニア
- 塾講師→ITエンジニア
- ジムのトレーナー→ITエンジニア
- 警察官→ITエンジニア
そして私自身も、医療現場からまったく別の世界であるIT業界に飛び込み、今ではフルリモート勤務で子育てをしながら働ける生活を手に入れています。
プログラミングを学ぶ方法
まずは、プログラミングに興味を持つことから始めてみてください!
ITエンジニアとして働くということは、プログラミングが日常の仕事になります。
もしプログラミングに全く興味がないまま始めてしまうと、
たとえフルリモートになれたとしても、続けるのが辛くなってしまうかもしれません。
そもそもプログラミングってなに?という人は「【実践あり】プログラミングってなに?身近な例を交えて解説」という記事書いているので読んでみると、プログラミングがどんな感じかイメージがつくと思います。
本気で学びたい方は「無料カウンセリング」から始めよう
そして本気でプログラミングを学びたいという方は「プログラミングスクールの無料カウンセリング」をおすすめしています。
「未経験だけど大丈夫?」
「どれくらいの期間で仕事にできる?」
「働きながらでも学べる?」
そんな疑問や不安にも直接答えてくれます。
合わせて読みたい:【元講師が解説】プログラミングスクールは行くべき?独学と悩むあなたへ本音で答えます
※テックアカデミー公式サイトから参照
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は「男性が語る!フルリモート×子育ての1日|在宅勤務のリアルな生活とは?」をテーマで記事を書いてみました!
今後フルリモートで働いていきたいと思っている方の力になれたら嬉しいです。