
こんな方におすすめ
- プログラミングってなに?
- 世の中にはどんなものにプログラミングって使われるの?
- 実際にプログラミングを体験したい


「プログラミングって何?」
そんな疑問を持つ方に向けて、このブログでは以下の内容を解説していきます。
- プログラミングとは何か?基本の意味と仕組み
- プログラミングが使われている身近な例(家電・スマホなど)
- 実際にコードを書いて体験できるプチプログラミング
記事の後半では、「実際に簡単なプログラムを作って体験できるコーナー」もあるので、はじめての方でも楽しく学べます!
それでは一緒に見ていきましょう!
✔記事の信頼性
- 元プログラミングスクール講師
- 企業のIT新人研修講師の経験あり
- 現在は現役エンジニアとして開発業務に従事中
私は、元プログラミングスクールの講師で、これまで多くの方にプログラミングを教えてきました。
現在は企業のエンジニアとしてWeb開発を担当しています。
それでは、行きましょう!
目次
プログラミングってなに?
プログラミングとはコンピュータに対して「何をするべきか」を教えるための方法です。
コンピュータはとても賢いですが、指示がなければ何も動きません。なので、プログラミングとはコンピュータに対して「何をどうするか」を詳しく教えることになります。
例えば、ロボットに「部屋を片付けて」と指示を出したとします。でも、ロボットは「部屋を片付ける」ってとはどんな事なのかわかりません。なので、「おもちゃを箱に入れて」とか、「本を棚に戻す」など、具体的に何をするべきかを教える必要があります。この「部屋の片付け方法を教える」のがプログラミングです。
プログラミングが使われてる身近な例
私たちの身の回りには、実はたくさんの「プログラミング」が活用されています。
ここでは、初心者の方でもイメージしやすい3つの例を紹介します。
家電製品
冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、掃除機、炊飯器など、毎日の生活に欠かせない家電製品。
これらがスムーズに動いているのは、内部でプログラムが動いているからです。
たとえば、洗濯機を思い浮かべてみてください。
ボタンひとつで「標準コース」や「お急ぎモード」などが選べて、自動で水を入れたり、脱水したりしますよね。
これは、内部のプログラムが「このボタンが押されたら、こう動く」という一連の命令を処理しているからこそ可能なのです。
自動車
自動車のエンジン制御やブレーキシステムなどにも、プログラミングが使われています。
特に分かりやすいのは「運転支援システム」です。
たとえば、
- レーンをはみ出したときに鳴る「ピピピ」という警告音
- アクセルとブレーキの踏み間違いを感知して自動停止する機能
これらは、すべて「プログラムがセンサーの情報を処理し、必要な指示を車に出している」からこそ実現できています。
つまり、車が安全に走れるのも、プログラミングが裏でサポートしているおかげです。
スマートフォン
スマートフォンの中には、無数のプログラムが詰まっています。
「アプリを開く、写真を撮る、ゲームを楽しむ、メッセージを送る」これらはすべて、プログラムによって動いている仕組みです。
たとえばLINEでメッセージを送るとき、そのやりとりは「通信プログラム」が情報を送り、受け取り、表示するという処理を瞬時にこなしています。
スマートフォンが「何でもできる魔法の道具」のように感じるのは、その裏側で膨大なプログラムが働いているからなんです。
ちなみに私はエンジニアとして、こうしたスマホアプリを開発する仕事にも関わっています。
このように、プログラミングは私たちの日常生活のあらゆる場面に関わっていて、「便利さや安全を支えてくれる重要な存在」になっています!
プログラミング言語ってなに?


プログラミング言語と一言でいうと「コンピュータと話すための特別な言葉」です。
まるで魔法のような「言葉」で、これを使ってコンピュータと話すことができます。
例えば、あなたがお掃除ロボットに部屋を片付ける方法を教えたいとしましょう。
ただ、何もしなければ、ロボットはただ命令を待っているだけで「何をすべきか分からない」のです。そこでプログラミング言語が役立ちます。
プログラミング言語は、英語や日本語とは少し違います。
これは、コンピュータが理解できるように作られた特別な言葉だからです。
驚くかもしれませんが、コンピュータはただ数字の「0」と「1」を理解しているだけです。このため、ロボットに「おもちゃを箱に入れてね」と教えるためには、その命令を0と1の形に変換する必要があります。
それこそがプログラミング言語の大切な役割です。この言葉を使って「おもちゃを箱に入れる」という行動を0と1の形に翻訳し、それをロボットに教えます。
すると、ロボットは命令通りに動き、お部屋が片付きます。これは一例ですが、プログラミング言語を使うと、コンピュータやロボットに何をして欲しいかを教えることができるのです。
実際に体験!プログラミング言語でプログラムを作ってみよう!
これから皆さんには、実際にプログラミング言語を使って、プログラム作成を体験していただきます!
そして、今回は「電子レンジの温める機能」を作ってもらいます。
まずは、見様見真似でやってみてプログラミングの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。
step
1プログラムを作る場所を用意する
まずは、paiza.io をクリックして下の画面を開きましょう!
引用:paiza.io公式
このような画面にアクセスできたら、「コード作成を試してみる(無料)」をクリックします。
引用:paiza.io公式
上のような画面がでたら、次はプログラミング言語を選択していきます。
左上のRubyと書かれている所が、使用する「プログラミング言語」になります。今回は書きやすい「Ruby」を使っていきます。
もし、Ruby以外のもの(PHPやJavaなど)になっていたら、クリックをするとたくさんのプログラミング言語が選択できますので、Rubyを選びましょう!
step
2実際にプログラムを作成する
それでは「電子レンジ」を作っていきます!
今回作る機能は、「物を電子レンジに渡したら温まる」という機能を実装します。
いきなりですが、下記のコードを見ながら、上の画像の「プログラムを書く所」に記述してみましょう!
# 電子レンジ
def microwave(item)
puts "#{item}を温めます。"
puts "#{item}を温めています..."
puts "#{item}が温まりました!"
puts "---------------------"
end
# 電子レンジ使用
microwave("お弁当")
microwave("お茶")
記述できましたか?
ここでは、何を書いているかを分からなくても大丈夫です!
まずは、プログラムを書いて、実行してみる体験が大切です。
記述できたら、左下にある「実行」を押して、結果を確認してましょう!
引用:paiza.io公式
実行ボタンを押した結果はどうでしょうか?
実行結果
お弁当を温めます。
お弁当を温めています...
お弁当が温まりました!
---------------------
お茶を温めます。
お茶を温めています...
お茶が温まりました!
---------------------
上記のような結果が出たのではないでしょうか?
「お弁当」と「お茶」を温める事ができましたよね!
step
3()の中を変えてみよう
それでは、最後に()の中を変えて「自分の好きなもの」を温めてみましょう!
# ()の中を変更してみよう
microwave("水")
microwave("おにぎり")
()の中を「お弁当」から「水」に変更などをして、実行してみましょう! すると「水が温まりました!」と水を温める事ができます。
いかがでしたでしょうか?
電子レンジに物を渡して、渡した物が温まりました!と出力される。
本当の電子レンジとは程遠いですが、電子レンジっぽいプログラムを作ることができましたよね!
プログラムを実際に作ってみて「プログラミングの楽しさ」を感じてもらえたら嬉しいです。
ここでは、コードの詳しい説明は省きますが、気になる方は下記の記事をみて、読み解いてみてください!
※読み解くのもプログラミングの楽しい所の1つです。
「def~endで記述しているメソッドとは」
https://hidemaru.blog/ruby-method/
「putsとは?」
https://hidemaru.blog/ruby-puts-print-p/
「"#{item}を温めます"とはなにか?」
https://hidemaru.blog/ruby-string/
プログラミングを学ぶならプログラミングスクールがおすすめ
プログラミングを今後学んでみたいな!
という人は、プログラミングスクールがおすすめです。
私自身、プログラミングスクールの元講師なので、たくさんの受講生さんにプログラミングを教えてきましたが「プログラミングを学んで本当に良かった」という人が多かったです。
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